INTERVIEW

社員インタビュー

最高のうんこ体験は、現場で完成する。
運営チームが語る、たのしさを"引き出す"仕事のあり方

たのしいミュージアムが生み出す、唯一無二の「たのしい体験」を最後にお客さまのもとへ届けるのは、店舗運営を担うメンバーたちです。
テーマパーク、カフェ、アパレル。異なるフィールドから集まった3人は、うんこミュージアムの現場で誰よりも「最高のうんこ体験」に向き合ってきました。
こだわり抜かれた体験の質はどのように築かれ、そしてどのようにスタッフ一人ひとりへと浸透しているのでしょうか。

うんこミュージアム YOKOHAMA  BAY

運営スタッフ

川合 春花 (かわい はるか)・左

エンターテインメント運営本部

本部長

嶋根 将太 (しまね しょうた)・中

うんこミュージアム NAGOYA

店長

澤谷 伊織 (さわたに いおり)・右

INDEX

01

「笑顔の"その先"が見たかった」。たのしいミュージアムを選んだ理由

まずは、みなさんの現在のお仕事から教えてください。

嶋根:
運営本部長をしています。お客さまに最高の体験を届けるための運営組織の設計や、店舗社員のマネジメント、新規店舗立ち上げのリードが主な仕事です。スタッフがクオリティの高いサービスを提供できるようになる、育成の仕組みづくりも担っていますね。
澤谷:
うんこミュージアム NAGOYAの店長を務めています。日々の店舗オペレーションや売上の管理から、アルバイトの採用まで、店舗運営の全般が担当です。なかでも、お客さまにサービスを届けるうえで欠かせない育成には、特に力を入れています。
川合:
私も澤谷さんと同じく、うんこミュージアム NAGOYAで働いていました。担当していたのは、スタッフ研修の企画・運営と、現場での育成やフィードバック。時間帯責任者としてお店を回していました。現在は新しくオープンするうんこミュージアム YOKOHAMA BAYの立ち上げ業務に携わっています。

仕組みづくりから店舗、現場まで、それぞれの立場で運営を支えているんですね。そもそも、みなさんはどんなきっかけで、たのしいミュージアムに入社されたんですか?

澤谷:
僕の場合、きっかけは横浜で期間限定開催していたうんこミュージアムに、一般客として遊びに行ったことでした。テレビで知って「これは絶対に行きたい!」と思って、友達をめっちゃ集めて訪れたら、うんこ体験に完全に没入しちゃって。

当時は有名コーヒーショップの副店長をしながら、「1人でも多くのお客さまを笑顔にする仕事に就きたい」と考えていたんです。飲食とエンタメではジャンルが離れているけど、ここで働いたら、きっとめちゃくちゃたくさんの人を笑顔にできる。そう思って応募しました。2024年11月に入社し、お台場のうんこミュージアム TOKYOでの勤務を経て、2025年5月に新規オープンしたうんこミュージアム NAGOYAの店長を務めています。
川合:
私はもともとアパレル出身で、販売スタッフから副店長まで経験しました。接客の仕事はとても楽しかったんです。ただ、お客さまにお洋服を選んであげることはできても、それを着て本当に楽しんでいるかまでは見られないことに、少し寂しさを覚えていました。

「笑顔の"その先"を見たい」という気持ちが強くなって、「お客さまの笑顔であふれてる場所ってどこだろう?」と考えたときに、たどり着いたのがエンタメ施設。

エンタメ業界は未経験でしたが、うんこミュージアム NAGOYAのオープニングスタッフの求人を見て、これならゼロから始められると思って、迷わず応募しました。契約社員から始まって、社員になり、いまは店長見習いになれました。
嶋根:
僕は大型テーマパークでアトラクション運営に携わって、そのあと屋内型大型エンタメ施設の立ち上げ、さらに体験型エンタメ施設の運営会社でのマネージャー業務を経験しました。ただ、振り返るとどこも、他社が持つIPを活用して運営する施設だったんですよね。

だから、自社でIPを持っていて、常設の施設として運営できて、しかも数を増やしていける会社を探していたのですが、なかなかないんですよ。そんななかやっと見つけたのが、たのしいミュージアムでした。

自社IPだから、運営が頑張れば頑張るほど、IPの価値が上がる。そこがすごく魅力的で、入社を決めました。店舗サポート、運営マネージャーを経て、いまは組織全体を見ています。

02

「はい、うんこ。満開ー!」現場の一言が、店舗を越えて広がる

入口は違っても、「お客さまを笑顔にしたい」という想いは共通なんですね。普段はみなさん、東京オフィスの本部、名古屋の店舗と働く拠点が離れていますが、コミュニケーションを取る機会はあるのですか?

嶋根:
離れているとは思えないくらい、やりとりしていますね。定例のミーティングが週に1〜2回。店舗の社員同士でも、お台場店と名古屋店合同の振り返り会を定期的にやっています。
澤谷:
しかも、オンラインだけじゃないんですよ。嶋根さんは隔週くらいのペースで、名古屋店にも来てくれています。イベントがあるときも現場だけに任せず、本社がしっかりサポートに入ってくれるから、いつも安心感があるんですよね。

本当に頻繁にコミュニケーションを取られているんですね。

澤谷:
ミーティングには、ナレッジ共有の側面もあるんです。それぞれの店舗の良い施策を取り入れ合って、それが新店舗の運営にもつながっていく。ナレッジが掛け算されて、相乗効果を生んでいくのが理想ですね。
嶋根:
たとえば、東京店で生まれた「お客さまを楽しませる一言」を名古屋店が取り入れて、さらに磨きをかけて、それをまた別の店舗が受け取る、みたいなことも多々あるよね。

アイデアが店舗を越えて、磨かれながら広がっていくんですね。

澤谷:
まさに2026年の春イベントの際、各店舗で「みんなのうんこパワーで桜を咲かせる」というイベントをやっていたのですが、名古屋店のスタッフの間で「もっとイベント感を出したいよね」という話になって。

そこで、写真を撮るときの掛け声を変えてみたんです。今まで通常の掛け声だった「はい、うんこ」を、「はい、うんこ。満開ー!」という桜バージョンに。これなら、お客さまもレスポンスできるし、春のイベント感も出る。

その掛け声を東京店のスタッフに話したら、"輸入"してくれて。みんなで桜にちなんだ掛け声をすることで、「うんこミュージアム全体で春のイベントをやってるんだな」という空気感が作れたと思います。

そんなうんこミュージアムらしい接客は、お客さまの印象に残りやすいんです。だから、小さなことでも、店舗間で新たな工夫を共有するのを大切にしています。

03

運営チームが考える「最高のうんこ体験」とは何か

お話を聞いていると、どの店舗にも共通する"うんこミュージアムらしい接客やサービス"がありそうですね。

嶋根:
うんこミュージアムらしいサービスには、言語化されている部分と、されていない部分があるなと思っていて。

例えば、うん語(※うんこミュージアム独自の言葉遣い)を使った設計や、うんぱい(※うんこミュージアムの「MY UNKO MAKER」で生み出す「マイうんこ」での乾杯)、先ほどの写真撮影の掛け声などは、はっきりと言語化されている「らしい」部分ですよね。

でも、どちらかというと大事なのは、言語化されていない「空気感」のほうだと思うんです。

そもそも、うんこミュージアムの楽しみ方はお客さま次第。だからこそ、スタッフがどれだけ優しく、お客さまそれぞれの"たのしい"を引き出す接客ができるかが、うんこミュージアムらしさにつながるんじゃないかと思うんですよ。
澤谷:
うんこミュージアムのたのしさって、カップルにはカップルの、家族には家族の、友人同士には友人同士の形があるんですよね。

それぞれのたのしいを引き出すために、スタッフは一人ひとりのお客さまに「何が面白いんだろう」「どんな接客を求めてるんだろう」と、しっかり向き合わないといけないと、店舗の社員やアルバイトにはよく伝えています。

お客さまの"たのしい"を引き出そうとする接客の姿勢が、結果的にうんこミュージアムらしさになっている、と。

澤谷:
そうだと思います。ただ、じゃあお客さまに向き合っただけで最高のうんこ体験を届けられるかというと、そうではないと僕は思っていて。

大前提として、うんこミュージアムの世界観にしっかり浸かってもらわないと、他の施設と変わりませんよね。

だから、まず、うん語やうんぱいといった"らしい接客"で、この世界に浸かってもらう。そのうえで、その人それぞれの"たのしい"って何だろうと探る。この2段階を踏むことが、きっと最高のうんこ体験につながるんじゃないかと思っているんです。

うん語は、お客さまを世界観に引き込む"入口"でもあるわけですね。

川合:
そうだと思います。もっと言うと、私はうんこミュージアムって「人が変われる場所」だと思っているんです。

「うんこ」って、普段の自分は絶対言わないし、恥ずかしさや世間体を考えれば、口に出しにくい言葉だけど、ここでは言っていい。背徳感を楽しみながら、自分を解放できる場所なんですよね。

一緒に来たお客さま同士が、うんこを通して笑い合う。それが思い出に残って、何年後かに「うんこミュージアム行ったよね」ってまた笑い合える。そんな体験を目指しているんです。

だから、お客さまの"解放"を後押しする接客こそが、うんこミュージアムらしさであり、最高のうんこ体験につながると思っています。
嶋根:
うんこって、やっぱり恥ずかしいんですよね。だからこそ、スタッフが優しく受け入れてくれる環境じゃないと、お客さまは安心してうんこを楽しめない。

「この人の前なら思いきりうんこを楽しめる」という空気感をサービスとして出していく。そこは、どの店舗も共通して大切にしていますね。

04

たのしさを引き出す人は、どのように育つのか

そんな"たのしさを引き出す"接客は、マニュアルで教えられるものではないように感じます。スタッフ一人ひとりに、どのように浸透させているのでしょうか?

澤谷:
大切にしているのは、「おもしろい現場で、仲のいいスタッフと一緒に働けて楽しい」などの個人視点ではなく、「目の前のお客さまを笑顔にできることが楽しい」と思える、お客さま視点の価値観を持ってもらうこと。これはどのスタッフにも、面接の段階から伝えるようにしています。

例えば、レジのアルバイトが1人で対応に困っているとき、「アルバイトを助けるためにレジを開ける」のか、「お客さまを待たせないためにレジを開ける」のか。

同じ"レジを開ける"でも、行動の先にスタッフがいるのか、お客さまがいるのかで、その後の判断軸が変わってくるんですよね。

だから、すべての行動の先には、お客さまがいることを意識してほしい。結果が失敗でも成功でもいいから、目的を持ってチャレンジしてくれたら責任は僕が取る、と伝えています。
嶋根:
よく接客の仕事では「お客さまを楽しませるために、まずは自分が楽しみましょう」という言葉を聞きますよね。でも、毎日の繰り返しのなかで自分を楽しませ続けるのって、実はなかなか難しいと思うんです。

だから、順番は逆でいい。まずお客さまを喜ばせる行動をして、お客さまが喜んでくれたことを、自分のうれしさや楽しさにつなげていく。この循環ができれば、良いサービスは必然的にできるようになると思うんですよ。そういうループを作っていけるような育成に、期待しているんです。
川合:
私が主に担うスタッフの育成では、「人を色眼鏡で見ない」ことに決めていますね。「この子は消極的だから…」といった先入観を捨て、毎回フラットに見ることで、スタッフの小さな努力や変化にも気がつけるんです。

ちゃんと成長を見ていることが伝わると、応援してくれている人がいるという喜びになって、「じゃあ、もっとこうしていこう」と自発的な改善につながっていく。

スタッフは誰しも、最初は「なんか面白そう」という好奇心で入ってきてくれていると思うんです。その好奇心を、向上心に変換していきたいと思いながら接しています。

現場を細かく見ている川合さんを、さらに運営本部も見守っているんですね。嶋根さんは運営本部長として、育成にどう関わっているんですか?

嶋根:
僕からは、あえて育成のための具体的な指示をあまり出していません。すべて指示してしまうと、「それがクリアできたらノルマ達成」という意識になって、自分で考えて動ける人が育たないと思っているからです。

「こんな店舗の雰囲気にしたい」「逆に、これは避けたい」という目標を示して、そこからの行動は現場のスタッフに考えてもらうようにしています。

ただ、現場に考えてもらううえで、ひとつ気をつけていることがあって。店舗の運営は、毎日来るお客さまは全然違うのに、やる業務は正直、あまり変わらないんです。その環境だと、目線がどうしても自分たちや仲間など、内側に向きやすい。でも大切にしなきゃいけないのは、お客さまの体験の質です。

だから、現場から改善案が出てきたときは、「それって、何のためなの?お客さまのためになっているの?」と問いかけて、俯瞰した目線で業務に取り組んでもらう。ずれた目線をお客さまへ引き戻すのが、運営本部の役割だと思っています。
澤谷:
たしかに、僕も同じように一つひとつの行動に対して、「なぜ?」を突き詰めるようにしていますね。なぜそれをやろうと思ったのか、結果どうだったのか、次どうするのか。そこまで完結させないと、スタッフの成長のスピードが遅くなってしまうんです。

行動の目的と手段が逆になっていないか、スタッフ同士でも相互にフィードバックし合うように心がけています。
嶋根:
その「なぜ?」の文化は、現場にも根づいているよね。名古屋店では勤務後に終礼(※その日の営業を振り返る場)があって、その日の出来事をアルバイトと時間帯責任者で話すんですけど、そこに社員がいなくても、アルバイト同士で「それは、何でそう思ったの?」と確認し合う習慣ができています。
川合:
そんな習慣を繰り返すうちに、努力の先でお客さまに「たのしい」を届けられる喜びが、スタッフ自身にも生まれていくんですよね。

05

入社半年で店長へ。"できない"に向き合ってくれる人がいるから乗り越えられた

澤谷さんは入社からわずか半年で、2025年5月にオープンしたうんこミュージアム NAGOYAの立ち上げを、店長として任されていますよね。お話があったときは、どんな気持ちでしたか?

澤谷:
エンタメは未経験、社員として働いた期間も4ヶ月ほどだったので、正直、緊張はありました。でも、店長として挑戦する僕を受け入れて支える体制を、社内のみなさんが作ってくれて。おかげで、不安なく仕事に向き合う気持ちになれたんですよね。何より、抜擢していただいた期待に応えたい、という想いが強かったです。

しかも実際、名古屋店の立ち上げのときは、嶋根さんが2ヶ月ぐらいほぼ毎日現場に来てくださって、ずっと一緒に業務に向き合ってくれたんですよ。
嶋根:
当時は澤谷さんのバックアップに注力したかったので、「週末だけ東京に帰ろー!」みたいな感じでしたね(笑)。澤谷さん自身からも「自分がこの店舗を何とかしなきゃ」という想いを感じていたんです。

最初は、シフトづくりも、面接も、人の育成も、初めてやることばかり。本当に1個ずつ一緒に考えて、実行して、ダメだったらまた一緒に考えて、と繰り返していきました。
澤谷:
正直、うまくできないこともたくさんあったんですよ。当時は大変だったけど、バックアップの姿勢に何度も勇気をもらいましたね。
人って、自分の"できない部分"に向き合うのは嫌じゃないですか。でも、嶋根さんが、僕以上に僕の"できない"に向き合ってくれる。だったら、僕がもっと向き合わなきゃいけないだろうと。いま名古屋店で店長をやれているのは、本当に嶋根さんのおかげです。
嶋根:
ここまで人の育成に向き合う会社って、なかなかないと思うんですよね。だから、徹底して向き合うのが、たのしいミュージアムの育成なのかもしれない。誰かができていないことがあっても、「あなたのせいだ」と押しつけずに、どうやったらできるようになるかを一緒に考えながらカバーしていきたいんです。

改善に一緒に向き合ってくれる人がいると、純粋に「頑張ろう」と思えますよね。

川合:
私自身もこれまでを振り返ると、自分の"できない"にぶち当たるたびに向き合ってくれる上司がいたから、向上心を持てるようになったと感じています。

実は入社したばかりのころの私は、他責思考が強くて。問題が起きると、つい環境や人のせいにしてしまうところがあったんです。

それでも、私が仕事でミスをしたとき、嶋根さんと澤谷さんは誰のせいにもせず、「川合が改善できるようになるためには、どうしようか」と真剣に考えてくれました。そんな環境で育ったから、いまではうまくいかないとき、まず自分の行動を見直すのが癖になっています。

考えてみると、「小さな変化に気づく」「見ていることを伝える」「好奇心を向上心に変えていく」といった私がスタッフの育成で大切にしていることは、全部、私自身がお二人からしてもらってきたことなんですよね。
澤谷:
川合さんは壁にぶつかっても、家に帰って1人で反省会をするくらい、自分の"できない"に向き合っていたんです。「何ができて、何ができなかったか、毎日分かるようにしようね。できたことは自分を褒めて、できなかったことは次どうやるかを考えよう」と伝えたら、本当に毎日続けていて。できないことが減って、できることが増えていく変化が、見ていて分かりました。

そうやって自分が成長してきた道のりを、今度はスタッフに返してくれているのが、川合さんの強みだよね。社員やスタッフ同士がしっかり向き合う連鎖が、次の育成につながっているんだと思います。

澤谷さんと嶋根さんは、ご自身の成長をどんなところに感じていますか?

澤谷:
前職において僕は、現場で接客するプレイヤーで、「目の前のお客さまをどう喜ばせるか」を考える立場でした。それがいまは、「1週間後のお客さまのために何をするか」「来月のイベントに向けて何を準備するか」と、考えられる未来の距離がどんどん伸びていて。未来のお客さまのために逆算できるようになったのは成長だと思います。

あとは、「分からないことが分かる」ようになったこと。以前は、なぜできなかったのかも、なぜうまくいったのかも分からなかった。それが分かるようになると、一つひとつの物事の再現性が高くなるので、自分の経験を人に伝えられるようになりました。
嶋根:
僕の場合、前職までは「運営していれば価値が出る」施設が多かったんです。アトラクションは、動かしていればお客さまが満足してくださる。

でも、いまは一人ひとりのサービスが、たのしいミュージアムのエンタメとしてのクオリティに直結します。その環境で、組織として、お客さま目線で行動指針を設計するという、今までにないチャレンジができているのが僕の成長だと感じていますね。

06

自社IPだから、運営が事業を強くできる

嶋根さんの入社の決め手は、「自社IPだから、運営が頑張るほどIPの価値が上がる」ことでした。実際に働いてみて、その実感はありますか?

嶋根:
すごく実感していますね。特に感じるのは、コンテンツをつくる開発チームとの距離の近さ。

たとえば、新しいイベントが始まるときには、開発チームから「こういう意図で作った」と直接受け取って、現場で実際に運営してみる。すると、うまくいく部分もあれば、想定と違う部分も出てきます。それを開発チームに戻すと、次のイベントや、ときには開催中でも、リアルタイムで反映されていくんです。作り手と届け手が同じ会社にいるから、この改善のサイクルが速いことに手応えを感じます。

それに、現場が「もっとこうしたら楽しいかも」と工夫を加えることにも前向きなんです。他社のIPを扱う施設だと、世界観を守るために現場ができることは限られがちですが、うちは「なんでもチャレンジしていいよ」が基本。それって、運営が信頼されているということなんですよね。
川合:
その信頼は、私も日々感じています。横浜店の開業準備では、他部署のみなさんが「現場ではどう?」と聞いてくれて、スタッフが使う台本に「このセリフのほうが、お客さまを巻き込めます」と提案したら、そのまま採用されたこともありました。現場の声を信頼して、任せてくれる会社なんです。

その連携は、店舗で働く面白さにもつながっていそうですね。

澤谷:
社内のみんなで作り上げたものへのリアルな反応を、目の前で見られるのは、やっぱり店舗ならではだなと思います。お客さまの反応はもちろん、社員やアルバイトの成長を間近に感じられるのも、店舗スタッフだからこそのやりがいです。

僕らが届けるものの手前には、いろいろな人が「ああでもない、こうでもない」と関わってできたイベントがあります。それを最後にお客さまへ届ける責任も含めて、この仕事のたのしさなんじゃないかと。

07

世界一のエンタメ施設を、現場からつくりたい

現場でお客さまと密接に関わるみなさんは、この会社にどんな可能性を感じていますか?

澤谷:
大きな話になってしまうのですが、僕らはこの仕事を通じて、人々の"笑顔の輪の出発点"になれるんじゃないかと思っているんです。

うんこミュージアムでたのしい体験をしたお客さまが、その喜びを周囲の人に共有すれば、それを聞いた人も訪れて「たのしい」に触れてくれる。それがねずみ算式に増えていったら、世界平和できるんじゃないかって、結構本気で思っているんですよ。
ちょっと荒唐無稽な話なんですけど、そんな未来を実現させたいという想いは、ここにいる2人も含めて、現場の社員みんなが持っているはずです。
嶋根:
うんうん。運営は、エンタメ施設をつくること自体がゴールじゃないんですよね。もちろん開発メンバーは全力でつくってくれていますが、つくる人の想いを、現場で届けるスタッフがさらに増幅してくれている感覚があるんです。

誰かが面白いと思って作ったものを、現場がもっと面白がって、お客さまにもっと面白いものとして届けられる。それは、たのしいミュージアムだからこそだと思うし、さらに盛り上げていけると思っているんです。

あとは、うんこミュージアムで良いサービスを受けたお客さまが、自分の職場に戻って、一歩進んだ行動を起こしてくれたら、エンタメ施設だけでなく、世の中のサービス業が少しずつ良くなっていく可能性もある。スタッフみんなで、そんなムーブメントを広げていきたいです。
川合:
私自身も、社員やスタッフも、会社の仕組みも文化も、ここからどんどん新しいものを生み出していける感覚があります。

まだ出来上がりきっていない場だからこそ、それぞれが自分の力で積み重ねていきたいという想いを強く持っているし、その先で世界一のエンタメ施設を目指して、頑張っていきたいんです。

最後に、お一人ずつ、個人としての目標を聞かせてください。

川合:
たのしいミュージアムはこの先、どんどん大きくなっていくって私は信じているし、うんこミュージアム以外にも、いろんな挑戦をしていく会社だと思っています。

そのときに「安心してください、いつでも人いますよ」と言える状態を作っておきたいんです。いつ新しい店舗が開いても、安心して任せられるスタッフや社員を増やしていくことが目標です。
澤谷:
名古屋店には県内だけでなく遠方からお越しくださる方も多くいらっしゃいます。一方で、「興味はあるけれど、まだ行ったことがない」という方も少なくありません。

そのため「うんこミュージアムが楽しい」という評判を名古屋からも県外にも広げていき、より多くの方に足を運んでいただける施設にしていきたいと考えています。

そして、どんなお客さまにお越しいただいても、いつ訪れても思い切り楽しんでいただける店舗づくりを目指していきたいです。
嶋根:
この会社には、たのしいものを思いつく人も、それを形にする人もいて、僕はみんなをとても信頼しているんです。だからこそ、運営は、その人たちが面白いと思って作ったものを、現場で徹底的に大きくできるプロ集団でありたい。

「たのしいミュージアムの運営部なら、確実にいいものになる」と言われる仕組みや文化、体制をしっかり作って、それを届ける人も同時に育てていく。そうやって、たのしいミュージアムのエンタメ施設を、日本中、世界中で愛されるものにしていきたいです。
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